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カレーは一大イベントだ。昼から取りかかる。大きめの玉葱7個・にんにく3かけ・生姜を刻み、炒めること2時間。ひたすら炒めていると悲しくなるほど嵩が減り、やがて茶色くなる。クミン・ターメリック・グローブ・カルダモンなどなどを粉にして調合したスパイスミックス。焦げないように注意しながら混ぜるとペースト状に固まり、さらに炒めるとスパイスの香りが立ってくる。水を注いで、次は具を用意する。
塩と黒胡椒で下拵えしたスペアリブは良く熱したフライパンで焦げ目をしっかりつける。この工程は決して省いてはならない。肉がとろりと軟らかくなるのに不可欠なのだ。鶏にしろ豚にしろ骨から旨味が出てくる気がするので、肉は骨付きが良い。今日は米ナスも入れた。人参はすり下ろし、ホールトマトを一缶入れる。
3時間以上煮る。あまりに食欲をそそる香りに負けて、これより早く食べてはいけない。スパイスのなじみ方が不十分で肉もまだ硬い。ターメリックライスは、水を少な目にし、給水時間を取らず「早炊き」モードで堅めに炊く。ターメリックの代わりにパプリカの粉を入れると赤くなる。その日の気分で選ぶ。
小鉢に入った梅肉のようなものはチャツネ。アフリカのフルーツジャムのようなものだがカレースパイスが入っている。辛くて甘い。カレーに混ぜると、味が一気に深まる。一度味わうと忘れられない。
ピクルス代わりに梅酒の梅を添えた。辛さを抑えてくれる。
専門店の味にも負けていない。何より、家なら好きなだけお代わりできる。人目を気にせず、思いっきり洟もかめる。また明日も食べられる。
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